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Au revoir Paris!! [Parisでの生活]

このエントリーがパリから最後のエントリー。
延べ約3年に渡るフランス駐在もいよいよ明日が最終日。19時半のフライトで日本に帰国予定だ。

そして今日は慣れ親しんだパリのグループ本社での最終出社日だった。
朝から同僚がお別れの挨拶に席を訪れてくれたのだが、エモーショナルなフランス人、何人かは目を潤ませてお別れの挨拶&Bisou(ビズ)をしてくれる。
思えばパリに来た当初はこのBisouにも戸惑ったものだ。
主に異性同士の挨拶で日常的に行うのだが、ほっぺたとほっぺたをあわせてチュッチュと2回キスをする仕草をすること。
今ではすっかり慣れたし、こういうメモリアルな時は特に、単に挨拶や握手だけよりも心がこもる気がする。

その後は上司と1時間の評価面接。
来年度のボーナスは引き続きユーロベースでこちらのバンクアカウントに払われるため、少し早い年度評価だ。
今年は前半は絶好調だったのだが、ここ2~3ヶ月が異動のバタバタがあったりで自分自身パフォーマンスがイマイチだったと感じていたこともあり多少心配だったのが、上司のディレクターはその分は気にもとめない様子でそれどころか「従来通り目標設定項目順に達成度を評価していっても良いし、最後のこの機会に一緒に働いた2年間を振り返ってお互い気付いたことを話し合うのはどう?」と言ってくれた。もちろん喜んで後者を選択。

結局1時間近く二人で様々なこと、僕にとって次にどういう部分を伸ばすもしくは改善していくべきかというアドバイス、お互いがそれぞれ気付いた価値観や仕事の進め方の違い、そしてそれをどうポジティブに生かしていくかという話、初めてチームを持つ僕に対して自分のチームマネジメントの経験から貴重なアドバイス、そして今振り返ってみたらもしかするともっと日本人とフランス人の上下関係という得難い繋がりからもうあと少しさらに学べたかもしれない、少しだけの後悔・・・等々、あふれるような思いをお互い話しまくった。
最後は彼も少し感傷的になったのか少ししんみりした感じになったが、それでももの凄く良い雰囲気でミーティングを終えれた。本当に今のディレクターには色々教わることが多かったし、一緒に2年間過ごせて良かった。

その後は机周りの整理とパソコンの資料整理を行い、OutlookのOut of officeメッセージを設定して全て終了。
フロアの端から順番にメンバーに最後の最後の挨拶&Bisouを終え、結局オフィスを後にしたのは19時前。最初は午後早めに返ろうと思ってたんだけどね。

その後は妻と子供達と待ち合わせて、何度も行った家の近くのレストランのテラス席でフランスの思い出を語り合いながら食事。
色々大変なこともあったが、終わりに近づいてみるとただただ、良い思い出と感謝の念しか浮かんでこない。

今夜はホテルで妻と語り合いながら、フランス最後のワインをじっくり飲もうと思う。

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引越会社変更 [Parisでの生活]

2年10ヶ月に及ぶパリでの生活も、いよいよ残すところあと2週間少し。
来週9月10日の金曜日にはチームがパリ本社内での大々的な送別会も企画してくれているようで、アシスタント曰く50人ほど参加してくれる予定だそう。
お世話になった人たちが快く送り出してくれるのは本当にうれしい。
その一方で、お礼のスピーチ(さすがにフランス語でせねばなるまい&関西人としてウィットも効かさねばなるまい)を完成させるのが何とも言えず心の重荷になってるのも事実だが・・・。

仕事以外では、引っ越し準備や家、電気、水道、携帯、等々の解約手続など、Get Things Doneにしなければならないタスクが盛りだくさん。
とは言え契約関係はエージェントが間に入ってくれるので気分的に楽だが、引っ越しはそうはいかない。
当初パリの人事部から紹介のあった引越業者の中から一社を選んで手続を進めていたのだが、いよいよ具体的な詰めに入ってくるとコミュニケーションに色々問題が出てきた。
この会社はイギリスの会社なのだが、例えば引っ越しする際に家財に掛ける保険のリスト作成方法や引越免税(日本への帰国日の数ヶ月前に買った品物に対する税金還付)の手続で、先方社内のそれぞれの担当者の意見があまりに違う。
例えば一人は引越免税は旅行者に対する免税処置と同じ手続なのでシャルル・ド・ゴール空港で自分で手続をしろといい、もう一人はレシートの上に日本の住所を記載した物があれば可能だといい、違う担当者はそもそも引越免税という制度など無いのでそういった還付は受けられないという。
こちらで知り合って既に帰国した方々(日本の引越会社を利用)から実際に受けた手続と還付された実績を聞いていたので、ある程度正しい答えは知った上での確認だったのだが、これで一気にこの会社への信用度合いが無くなった。
しかも日本国内での配送は別の会社に委託する事を聞いて、さすがに引越会社の変更を決意。
人事部としてはイレギュラー対応になるのでかなり交渉が必要だったが、ただでさえ生活が一変する時期に加えて次の日本の職場で働き始めるまで時間も殆ど無い(帰国から出社までは普通に土日を挟むだけだし)ので、いらん神経は一切使いたくないので、ここは譲れなかった。

結局日本の引越会社に急遽見積もりに来てもらい、即日見積書を発行してもらい、交渉後何とか承認を得れて、一安心。
しかしやっぱり改めて聞くと日本の引越会社のサービスのすごさに驚く。

例えば同じ値段で、パリのホテルからシャルル・ド・ゴールまで、成田から新居までのリムジン送迎は付くし、ビジネスクラスであれば一人90キロまで手荷物許可をJALと交渉してくれるし(なんと結局家族4人で360キロ手持ちで持って帰れることに!)しかも荷物はホテルから日本の家まで全て運んでくれるし・・・フランスのサービスレベルに慣れてしまった感覚からすると、「え、なんでそこまでできるの!?」と驚愕するほどだ。

そしてさらなるサービスは、Euro Caveのワインカーブ30%引きかつ日本での電圧対応。
既にワインはフランス滞在中の儚い趣味と決意していたのだが、さすがに日本との価格差が4倍近くになると思えばその決意も緩む。
でもカーブを買ってしまうと、中に補充するワインに永続的にお金が掛かるわけで・・・。
一番小さいサイズを買うか・・・2~3日悩み抜くことになりそうだ。

Les dernières vacances français [Parisでの生活]

今日午前中に上司と話し合い、パリでの最終出社日を9月22日で合意した。
これでいよいよ2年半強に及ぶフランスでの駐在生活も残りわずか2ヶ月になってしまった。
チームメンバーにその旨報告したところ、「もう思い切ってこっちでローカライズしちゃいなよ!」という有り難いメッセージをもらって後ろ髪引かれる思いはあるが、もう決断したことなので後悔はない。
そして明日からは最後のフランスでの夏期休暇に入る。
アシスタントの好意もあって、随分と前から自分の予定表に仮で4週間すなわち1ヶ月の長期休暇を設定しておいてくれたのだが、結局その通り休暇を取らせてもらうことになった(1日か2日は出社する予定はあるけど)。
初めてフランスに来たときはあまりの有給休暇の多さにどう取れば良いのか分からないし何となく罪悪感めいたものも感じたものだが、さすがに3年目かつフランス最終年ともなると折角休暇取得の権利があるのであれば目一杯フランスに滞在するという特別な時間を有効活用したいと思う。
しかし、フランス人のバカンスに対する考え方はある意味ものすごくメリハリが効いていて面白い。
というのもプロジェクト的に切羽詰まっている状況があり、11カ国に至急レポートの提出を依頼しておきながら、チームメンバーは仕事で使うノートPCを職場に残したまま1ヶ月のバカンスに旅立ったし、上司のディレクターも「もし何かあったら携帯に電話して。メールを送ってくれても見ないから。」とはっきり言われた。
他国から見たら「ふざけんな!」というレベルだと思うが、それを踏まえた上でもオンオフの切り替えをバッサリ行うその潔さにはある意味感心してしまう。
商習慣的にはこの2年半でかなりフレンチナイズされた僕でも、さすがに会社のメールアカウントには接続できる状況をキープしてバカンスに入りたいと思うけど。

とは言えこの先1ヶ月は家族にとっても非常に貴重な時間になると思うので、悔いの無いように目一杯出来る限り色々な体験を全員で出来るような過ごし方をしたいものだ。
まずは明日から一週間ブルターニュ地方の海辺の一軒家を借りて過ごす予定。
働き始めて10年の区切りを迎えたこともあり、大いにリフレッシュしたい。

Fête de famille! [Parisでの生活]

6月12日の土曜日は、ちび太のフランスの幼稚園のFête de famille(直訳すると家族祭り?)の日。
そしてこの日一番のイベントというと、クラスごとのお遊戯発表会、Le Spectacle!
プチセクションだった去年からモワイアンセクションになってどれだけレベルアップしてるかが見物だ。

ちなみにフランスの幼稚園の教室の雰囲気はどんな感じかというと、あまり日本の幼稚園と大差は無いかもしれない。

でも、お絵かきの時間の作品が『モネの睡蓮』の模写だったりするあたりは流石。
折角なので今年からA la cantine(お昼ご飯付きで夕方まで)になったちび太が絶賛するその食堂にも潜入。

思った以上に立派な食堂でちょっと驚き。
ちび太曰く、「コンティンはレストランより全然すごいんだよ!だって座るまえから全部料理が机の上に出てるもん!すごいでしょ」だそうだ。

そしていよいよ全ての親がお待ちかねのLe Spectacleの時間。
しかしいつ見てもこの舞台は本格的で、幼稚園のお遊戯会とは思えない。

肝心の出し物はというと、今年は微妙にスローテンポなハウスミュージック(?)にあわせて気だるい感じのクネクネしたダンスを全員で踊る(笑)のと、クラスの半分ずつでの男女ペアになってビートルズの曲にあわせてダンスするというもの。
選曲のセンスが妙に大人っぽくて、それが4~5歳児の子供達のチビチビした踊りと相まって可愛らしかった。

この日の一大イベントを終えた後は、毎年恒例の出店のお手伝い。
ここパリ16区は大使館やOECDに勤める各省庁からの駐在家族等が多いため、フランスの現地幼稚園といえども日本人が30人暮らす中3~5人くらいいる状況になっている。
そのため、毎年日本人家族は共同で焼き鳥の出店を出すのが恒例になっているのだ。

前日にそれぞれの家族が近くのマルシェの肉屋で鶏肉を買ってあらかじめ焼き鳥を作ってくるのだが、これが一皿焼き鳥1本+つくね一つ+ご飯で5ユーロという若干強気の価格設定にもかかわらず毎年結構な勢いで売れる売れる。
見てると作ってる方も無性に食べたくなってしまい、日本円で2~3千円払って家族分自腹購入する家族も続出。もちろんうちも(笑)
ちび太が頑張った一日だったので、ビールではなくて今日はシャンパンで乾杯。

シャンパンは滅多に飲まないのだが、日差しの強い夏にはよく冷やしたシャンパンは美味しいかも。
でも、湿度の高い日本ならやっぱりビールジョッキだな。

帰りにマルシェに寄ると、美味しそうなMure(ブラックベリー)とFraise de bois(フランス特産の小さなイチゴ・・・味というより香りがすごく良い)が売っていたのでつまみ代わりに。

結局ちび子にほとんど食べられてしまったけど(笑)


丁寧&確認の文化 VS 情報量少なすぎ! [Parisでの生活]

帰国することが決まってからというもの、ここ数日グループの人事部門が手配した引っ越し業者やらタックスカウンセラーやらImmigration(移民)手続サポート会社やらから連絡を受け始めたのだが、改めて今さらながら痛感するのが通常のコミュニケーションやサービスの質・・・というか、気の利かせ方の違い。

会社のルールで3社ほどのインターナショナルな引っ越し業者からアイミツを取らなければならないのだが、普通もし日本だったらその業者からのメールは以下のようになると思う。

==========
○○株式会社
□□様

この度、御社人事部門の△△様より、□□様がパリでの任期を終え東京に戻られる旨の連絡を頂きました。
つきましては、引っ越しに関する料金を提示させて頂くために、一度お宅へお伺いした上で直接荷物を拝見させて頂けますでしょうか。
全ての作業につきましては約1時間を見込んでおります。
お伺いさせて頂く時間帯に関しましては平日であれば朝9時から午後6時まで、土曜日をご希望でしたら午前中にて、ご都合の良い日時を可能であれば複数このアドレス宛にご返信頂ければ幸いです。
また、併せて以下の項目についてもご連絡頂きますようお願い申し上げます。

・ご自宅住所
・ご自宅電話番号
・日中連絡の取れる番号

お忙しいところお手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。

☆☆株式会社
名前
メール署名
==========

別に必要以上に丁寧に書いたつもりはないが、大体こんな感じだろう。
これがフランスになると、先方からの1発目のメールがこんな感じ(実物をコピペ)。

Bonjour,

Madame XX nous a communiqué vos coordonnées mail pour organiser votre futur déménagement sur le Japon,
Pourriez vous revenir vers moi en me précisant vos coordonnées intégrales,

excellente journée,
cordialement,

訳すと、

==========
こんにちは。

XX氏から日本へ戻るに際しての諸手続を進めるために、我々にあなたのこの連絡先を伺いました。
つきましては、詳細を教えて下さい。

素晴らしい日を。
敬具
==========

こんな感じ。
そして「詳細情報については何を連絡すればよいですか?」
と返信したところ、返ってきた答えが「電話で言うから携帯番号教えて。」
・・・。

3社の中にはマシなところもあったが、大企業の大事なお客さんであっても、フランスでは得てしてこんな感じ。
そもそも日本から来て日本に帰る駐在員という情報を知っていながらフランス語でメールしてくるあたりからして相手の状況に対する想像力が欠けとるわな。

とはいうものの、日本の商習慣ではEメールに無駄な修辞句が多すぎるのもまた事実。
返信を複数回しあっているのに常に相手の名前を書き、お疲れ様です、いつもお世話になっております、お忙しいところお手数をおかけしますが何卒よろしくお願い致します・・・と、正直くどい。
こっちでは、最初は違和感があったというか失礼に感じて仕方なかったが、簡潔な依頼を社内のある程度知った間柄でする場合は、件名に用件を書いて本文無しというのも珍しくない。
さすがにそこまでとは言わないが、複数回同じ内容をやり取りした後のメールの長さが日本とそれ以外の国でかなり変わってくるのも事実。

修辞句の多さだけではなく、日本はとにかく確認の文化なので(お店で5千円札を一枚レジに出しているのに、店員が「五千円からのお預かりでよろしいでしょうか?」なんて確認してくる国は他に無い)、メールで依頼した内容をそのまま質問で「~はこういう趣旨で検討すれば良いでしょうか。」「はい、仰るとおりです。ちなみに前回は~という部分に質問がありましたので、事前に注釈を頂ければ助かります」みたいな、時間効率を考えれば無駄なやり取りもかなり頻繁に生じる。
この辺を改善できれば、業務に本質的に取り組める時間が相当増えると思うし結果効率は上がると思うけど。

フランスはフランスで、せめて社外や顧客とのやり取りはもうちょっと気の利いたメールくらいはお願いしたい。
何事もバランスが肝心。

KNEIPP [Parisでの生活]

今日は久しぶりに妻が食事の準備をしている間にちび太とちび子を連れて近所の公園に散歩に行くことに。
その公園はちび太が自らの名前をつけて呼んでいる程のお気に入りで、実際家から近い割には綺麗で散歩にはもってこいの公園だ。

今日はちび太とちび子はそれぞれ三輪車とスクーター(キックボード?)に乗って出発。
ちび太は見ない間に随分三輪車に乗るのが上手になり、グングン一人で漕いで進んでいく。
ちび子は・・・スクーターに足を乗せてなんだかヨボヨボのおばあさんのようににじり寄るように進んでいくのだが・・・まあ、本人が楽しんでいるのだからOKか。
ちなみにそのスクーターの真正面にはデカデカと"SPEED FIRE"と炎の形の文字で書かれているけど。

公園に着くと、ちび太もちび子も走り回って遊びまくり。
パパは途中で寒くて手がかじかんできたが、子供は風の子、そんな寒さは何のそのだ。

たっぷり遊んだ後は帰ってすぐにお風呂に入ってゆっくり温まる。
日本と違ってお湯を贅沢に使えないし、湯船の中で身体も洗わなければならないのが未だに嫌だが、それでもこの入浴剤のおかげで少しはあったまれる。

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このKNEIPP(クナイプ)の入浴剤もといバスソルトは、どれも独特のにおいがするが確かに入れないよりも入れた後の方が湯冷めがせず快適だ。
てっきり自然の香料を抽出して塩に混ぜているのだと思って今調べてみると、ウェブサイトにはこんなQ&Aが。

天然成分だけにこだわらないのは、なぜですか?
あえて、天然成分だけにこだわらない点において、クナイプ®は環境に配慮する他のブランドと大きく異なります。資源保護のためには、天然成分のほかにも、厳選された(自社基準により)原料を使用するほうが、自然に存在する原料をより有効に利用できるためです。環境保護だけでなく、クナイプ®のボディケアは環境への配慮においてヨーロッパで高い評価を得ています。

天然成分100%といわれると身体にいい気もするし、こうやって科学と自然のベストバランスと言われれるとそれもありな気がするし、結局人の受け止め方って極めて随意的でいいかげん。

でも、いくら素晴らしい入浴剤でも日本の温泉の1%も再現してくれないのは事実。
あぁ、日本の温泉旅館に泊まってゆっくりしたい・・・。

過ぎ去りしクリスマス [Parisでの生活]

ラスベガスで開催されている毎年恒例のCES(International Consumer Electronics Show)で新たなソニー製品が続々と発表されているが、その話はまた後日。

相変わらずパリは寒い日が続いている。
先週末もまた少し雪が降り、家の側の教会前の広場も真っ白。

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日本の食材を買い出しに行く途中に通るセーヌ川上の橋から見た景色も、ヨーロッパの冬っぽい鈍色の空に濁った川の水と何とも暗い感じだ。

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とは言っても積もっているのはせいぜい2センチくらいだけど。
そしてこの時期街角のあちらこちらで見られるのは、無残に捨てられたクリスマスツリー(モミの木)。

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ちなみに写真の背後に映っている緑色の物体は巨大な瓶専用ゴミ箱。
フランスはジュースからワインからビールからとにかく瓶文化なので、街角にはこういった巨大な瓶回収箱があるのだ。
ちなみにこの回収箱を巨大なクレーンでつり上げて専用のトラックで回収していくのは圧巻。

話を戻すと、本物のモミの木が手に入りやすい反面クリスマスが過ぎ去った後の街角は至る処にモミの木がうち捨てられており、何とも寂しい感じ。
うちも今年は本物のモミの木のツリーを飾ったのだが、うちのツリーはツリー中に人工の雪のデコレーションが付いているため、写真のモミの木のように街角に捨てられないらしい。
さて、いつどうやって捨てようか・・・。

醤油≠米用ソース [Parisでの生活]

先週から、パリは大寒波に見舞われている。
これほどの寒さはこの3年間で一番だと思う。
数日前からは雪まで降り出して(過去2年は殆ど降らなかった)、銀世界とまではいかないもののただでさえどんよりとして暗いヨーロッパの冬がさらに寂しくなった感じだ。

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そうは言っても街はクリスマスムードでイルミネーションや飾り付けが綺麗。
そして定番のクリスマスツリーというと、この時期パリではプラスチックのおもちゃの木ではなく本物のモミの木が花屋の店頭に並ぶ。
持って帰るのが大変だったり葉っぱが落ちたり大変だろうな~と思ってこれまで買わずにいたのだが、恐らくパリで迎える最後のクリスマスになりそうなので折角なので買ってみた。

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でもちび太とちび子が選んだのは、折角の本物のモミの木の上にたっぷりと偽物の雪がデコレーションされたタイプ。
しかもこのデコレーションに遠慮がないというか、何か見た目は珊瑚だ。
でも、妻と子供達が松ぼっくりを金色の絵の具で染めたりしたお手製オーナメントを飾り付けてくれて、なかなかの雰囲気になった。

話は変わって土曜日の今日は近所の韓国食材店(日本の食材も売ってる)に買い出しに行ったのだが、醤油コーナーにおいてあったこれを買ってみた。

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直訳すると甘い醤油で注意書きで「ご飯に最適」と書いている・・・というまでもなく写真でぶっかけてますけど。

実際パリに多くあるまがい物の日本食レストランに行くと、一番ありがちなのはサーモンだけの寿司またはちらし(ちらせてないし)とさめてかちかちになった焼き鳥らしきものと絶対湯に味噌を溶かしただけの薄い味噌汁とご飯というプレート。
そして多くのフランス人がやることは、テーブルの前のこの醤油をご飯にいきなりぶっかける。
何故ここまで間違えられるのか!?謎すぎる。

で、ものは試しに買ってみました。
ってよくみるとキッコーマンやん。これを製品化する前に使い方の間違いを正す方向に持って行って欲しかった。

味はというと、まんま砂糖醤油。
折角なので卵かけご飯にして少しかけて食べてみると・・・あれ、結構うまい(笑)

Fête de Noël 2009 [Parisでの生活]

何故か今日の夜になって突然PCが無線LANに繋がらなくなってしまった。
厳密に言うと、妻のXPのType Fは問題ないのだが、僕のVISTAのType SZとTZ(型番からすら伺えるVAIO愛)が突然OrangeのLive Box(無線LAN機能内蔵のワイヤレスモデム)を認識しなくなったのだ。
1時間ほど再セットアップやVISTAならではのネットワークセキュリティー項目やNorton2010のファイヤーウォール設定をいじってみたけれど状況は変わらず。
結局自分の部屋を離れてリビングで直接有線接続でBlog更新しています。
しかし、PCやってて一番イライラするのはネットワーク系のトラブルだと久しぶりに改めて痛感。

気分を変えて週末の出来事でも。
今週末の一番のイベントは、会社で催されたFête de Noël、要は家族を含めたクリスマスパーティーだ。

14時開場でうちらが着いたのは15時過ぎだったが、いつもはビジネス然としたオフィスがすっかり様変わりしていた。

大会議室では手品師(といっても実態は良くある風船でプードルやらを作る芸)が子供達を楽しませている。

通常お客様をお迎えするレセプションエリアにはもみの木のクリスマスツリーが飾られ、これまたいつもとは全く違う雰囲気に。

そして、子供達・・・というより大人のフランス人が列をなして食べていたのがこちら。

溶けたチョコレートの滝をカットフルーツに絡ませた物。
その横ではワッフルにこれでもかとチョコと生クリームを塗りたくる大人達が。
本当にフランス人は甘い物に強い。

そうこうするうちに、いよいよメインイベントの時間が。
それはもちろん、サンタクロースの登場!

普通に2階の踊り場に現れて、全員が見守る中ガラス張りのエレベーターで降りてくるサンタ。
去年「パパ、さんたさんって煙突じゃなくてエレベーター使うんだね」と若干ショックを受けたちび太も今年は特に疑問を呈することなく傍観。
その横でフランス人全員が「ペール・ドゥ・ノエル!!(クリスマスの父=サンタクロース)」を合唱する中一人「サンターーーーー!!!」と絶叫するちび子。
さすが。

ここから並んでのサンタと子供達の撮影会が始まったのだが、既に人混みと暑さで疲れていた我が家は帰宅の途に。

帰りは滅多にこの時間に家族で外に出れない分、今年のシャンゼリゼのライトアップをしっかり見て帰りましたとさ。


丸2年 [Parisでの生活]

開けて今日2009年12月2日、パリ生活が3年目を迎えることとなった。
今ではパリの家と職場と生活が自分の生活の一部となっているが、2年前のパリに到着した直後のエントリー1年が過ぎた時に書いたエントリーを見ると、「そういえばそんな気持ちでいたなあ」とリアルに思い出せる。
Blogを書いていると、こうやって自分史と家族史を簡単に検索しながら振り返られるから便利だ。

さて、丸2年を終えて何が変わって、何が変わっていないだろうか。
仕事、プライベート、家族と分けて書いてみる。

まず、仕事。
一番変わったというより鍛えられたのは、自分の言葉や作る資料の論理的整合性を高めることに神経を注ぐようになったことと、その目的を達成するための手法を複数身につけられたこと。
これはこの1年、もっというと直近半年で特に鍛えられた。
次に、最初のポイントともリンクするが、ミーティングや議論の場での瞬発力だろう。
より深く色々な部門と関わっていくと、議論を如何にリードできるかでその後の展開が大きく変わってくる。
その場合、日本で良くありがちな「持ち帰って検討させて頂き、後日回答します」というパターンはほぼ通じない(もちろんその場で分からないことはそうせざるを得ないが)。
来た当初はそれでも「今日中にメールします」みたいな対応を取ることが多かったが、ミーティング後に如何に早く対処しようが、ミーティング中に全員を巻き込んで取った合意にかなうものはない。
そして、徐々に大がかり=時にポリティカルなプロジェクトともなると、そこが生命線だったりもする。
これは恐らく日本人が気質として持っている弱点の一つだと思うので、鍛えられはしたが、未だに「くそ~、こいつら(フランス人)すげぇなあ・・・。」と内心思わされる展開になることも多い。
でもこれってヨーロッパの中でも特にフランス人が顕著で、例えば正直に言ってドイツ人やスイス人もこの辺は弱い。
スペイン人はフランスに次ぐかも・・・でも、またイタリア人は違うタイプが多い。
国ごとにステレオタイプを持つわけではないけど、実体験としてその国の典型的な商習慣や気質をしれたことも大きな財産。
逆に変わっていないことというと、仕事のモチベーションのバイオリズムに波があるところか。

次に、プライベート。
まあ、ワインを飲みまくるようになったことが一番か。
後は、読書の中の割合でビジネス書の割合が減って歴史小説等が増えてきたこともあげられる。
日本から離れれば離れるほど、自分が生まれ育った国を想う気持ちも強くなるし、特に明治初期以降の日本人がインターネットや飛行機もない時代に苦労してヨーロッパ諸国から学び帰って国づくりに奔走したことに対する純粋な尊敬の念も感じるようになってきた。
後は、前ほど物に対する執着がなくなってきたことかな。
今でも靴にスーツにパソコンにと物欲はありまくるが、かといってこの2年間殆ど買い足してはいない。
恐らくフランス人自体が割と質素で自然体な生活をしていることや、パリのブランドショップなどで日本人や中国人が大挙しているのを日々目にして自然と変わってきたのかも。
変わっていないことというと・・・、まあそれ以外は特に変わってないか。
パリでも日本語は関西弁やし。

最後に、家族。
やはり一番変わったのは子供達。
ちび太は今やフランスの幼稚園で年中さんだし、ちび子も随分と大きくなっておしゃべりも本当に上手になってきた。
それでも特にちび太はやはり日本が好きらしくて、「早く帰ってマグロいっぱい食べたいな~」とよく言っている。
ちび子も、「ぼんじゅー(フランス人一般のこと 笑)はあんまりしゅきじゃない」なんて言ってるし。
それは多分にたまに行くギャルドリ(保育園のようなもの)が嫌だからだと思うけど。
妻はというと、元々アメリカに6年ほど住んでいたことやフランス語も出来ることもあって、特に変わった様子はない。
これは働いているこちらとしては、非常に助かる。感謝感謝。
他に変わったことといえば、フランスのバカンスを利用して家族旅行によく行くようになったこと。
ちび太もちび子もどれくらい覚えててくれるかは分からないけど、小さい頃にこういった経験をさせてあげられたのは良かった。
家族って有機的な関係だから常に変わり続けるし、これで完璧!といった状態もないので、今後もみんなで楽しく変わり続けられればいいな。

とまあ色々書き綴ったが、住めば都ということで。
さて、来年の今日はどこで何をしていることやら。

Salon des vins 2009 [Parisでの生活]

去年も参加したパリにおけるワインの一大イベント、Salon des vinsに今年も行ってきました。

去年は確か入り口で参加料の6ユーロを払って入場したのだが、今年は去年買ったドメーヌから招待券が送られてきたので、無料で入場。

去年と同じくチケットと引き替えに入り口でグラスを受け取る。
ちなみにこれ、持って帰っても良いので記念にもなります。
(この時点で既に後ろのちび太は帰りたいモードになってるし)

この日はあいにくの雨でかなり寒かったが、中は一点大混雑で蒸し暑い。
ちび太とちび子を連れての参加だったのでどうせ長居は出来ないと思ったが、なんと入り口付近の2つのドメーヌで1杯ずつ試飲したところでジ・エンド。
というかこんなに混雑していたらベビーカー押しての試飲なんて無理。

でも、この日はバックアッププランもあり、Salon des vinsには子供達にこれに乗せてあげたくて来たようなものだったから、OK。
それは、15区のBalard駅から会場であるPorte de Versailles駅までのトラム。

メトロと比べても綺麗だし、何よりチンチン電車(?)って大人でも楽しくなってくる。

そしてそのバックアッププランとは、エッフェル塔のふもとのセーヌ川沿いに浮かぶバトーマキシムでの試飲会。
また試飲、かつ行動パターンが去年と一緒やけど。

結局ここでもお目当てのドメーヌが在庫切れだったため何も買わず。
1時間もしない間だったのに、帰る頃には辺りはもう真っ暗。

まだ冬も始まったばかりだけど、既にもう日照時間の長い夏が待ち遠しい。


des médicament [Parisでの生活]

先週末から始まった妻とちび子のインフルエンザ(おそらく)だが、妻は回復してきたがちび子はまだ終日ぐったりしている。
既に熱は下がったのだが、インフルエンザのせいなのか薬のせいなのかわからないが舌の先と上の歯茎に大きな口内炎が出来ていてそれがいたいらしい。
何でもパクパク食べるちび子だっただけに、痛みで全く何も食べられない今の状況が本当にかわいそう。

今年は豚インフルエンザ(H1N1)のパンデミックへの警戒もあり、今の時期パリは神経質になっている。
例えば職場にも至る所にアルコール消毒の機器が設置されたし(これがまたトイレ近くの壁などにドリルで穴を開けて設置しているから結構仰々しい)、職場内外の人との握手も人によっては自重していたりする。
かといって街中で一人もマスクをつけた人を見かけないのは日本と違うところだけど。

同じ部署内の一人がH1N1と診断されたと言うこともあり、うちのチームでも社内の医務室にてワクチン注射を受けることとなった・・・と書いていて今思いだしたのだが、確か金曜日の午後に注射するといってたはずだけど、そういえば僕はミーティングなどでずっと席を外していたので受けてないな。

でも、子供が風邪で医者に行くと、毎回ものすごい量の薬を処方される。
今回もスーパーのビニール袋二つ分にぎっしりの薬。
そしてほとんどの薬が液体か、もしくは瓶の中に粉末が入っていて、使用するときに水を入れてドロッとしたゲル状にして専用の注射器のようなもので計って飲むというもの。

百聞は一見にしかず。

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そしてまたこの薬がどれも激甘。
使っていると、瓶のふたの周辺に砂糖の結晶がこびりつくほどの甘さ。
当然それが故に子供達は喜んで飲むのだが、驚くべきは大人用も同じ甘さだというところ。
どうやら良薬口に苦しというのはフランスでは通用しないみたい。

ちなみに薬の処方プロセスは日本とほぼ同じ。
病院で診察を受けると、"feuille de soins"という保険払い戻し用の請求書と処方箋(手書き)をもらうので、それを持って薬局(どの薬局でも可)に行って薬を購入するというプロセス。
薬局では処方箋を見ながら、場合よってジェネリック薬品をすすめてくれたりする。
目的の薬が品切れというケースも多々あるけど・・・。

面白いのは、インフルエンザや破傷風などのワクチンも薬局で購入するという点。
ワクチンを打つ場合はまず処方箋を医者からもらい、それを持って薬局で購入し、注射当日まで家の冷蔵庫に保管しておくのだ。

さらに保険の支払請求プロセスを言うと、その後病院からもらった"feuille de soins"と、薬局で薬購入時にもらった"feuille de soins"に薬の箱にあるバーコードを剥がして貼り付けて、併せて保険会社に請求するという流れになる。
我が家はフランスの公的保険に入らずに民間の医療保険で医療費をカバーされているので、いったんは全額立て替え払いという流れになる。

仕組みや制度はそんなところだが、正直言って一番難しいのは診察のクオリティを判断すると言うこと。
日本よりも医者の質のバラツキは大きいと思うので、こればっかりは住んでいる人たちとかからの口コミを頼るしかないかな。

冬の足音 [Parisでの生活]

先週くらいからパリは冬の足音が聞こえるようになってきた。
うちのアパルトマンにも全部屋暖房が入ったし(でも、まだそれほど暖かくなくて、管理人曰く「暖房は徐々に入れるのがコツなんだよ」とのこと)、この週末に散歩に出かけた家の近くの公園も、冬の間には芝生立ち入り禁止の札がかかってなんだか寂しい。

とは言いつつ、逆に隣接する遊技場は大混雑。

街の雰囲気にも、秋から冬に向かう静けさと寂しさが漂う感じ。

でも、そんなことにはお構いなしにちび太とちび子は元気いっぱい。

このまま流行のインフルエンザにもかからずに元気に過ごしてね。


Aquarium de Paris [Parisでの生活]

週末の土曜日は妻が少し風邪気味だったので、ちび太とちび子を連れて前から気になっていた近所の水族館へ。
入場料が大人一人20ユーロ近くするので、夫婦二人で行くとかなり高いので機会をうかがっていたのだ。
土曜日は天気も良く、家から水族館までセーヌ川に沿った通りの散歩も心地良い。

水族館はエッフェル塔の川向かいのトロカデロ広場のシャイヨー宮のすぐそば。

でも入り口が地味で結構わかりづらい。

中に入ると、水族館としての満足度は☆一つ半といったところ。満点を三つ星としてね。
でも、海から離れたパリのど真ん中にしてはそこそこ魚の種類と数も豊富。

次から次へちび達と水槽を見ていたのだが、突然アナウンスがあって人が集まり始めた。
何が始まるのかと思いきや、インディアンの格好をしたダンスタイムとのこと。
こういう「え、なんで!?」的シチュエーションにも慣れてきたが、さすがに薄暗い水族館で突然インディアンの頭の羽根飾りを配って踊り出すイベントは、なんというかこうパラダイムシフト的な斬新さが垣間見えた。
しかも子供達のイベントだよーという呼びかけにも関わらずこの大人率。

よぼよぼのおばあさんがニコリともせずに踊りまくってるのを見たちび太は「ちょっと怖いね」と一言。

そして次の「何で?」は水族館の出口。

でかいし、目が・・・。

でも、全体的な満足度はちび二人が無料ということを考えると、まあ及第点といったところだった。

帰りは公園を通りながら、のんびり家まで歩いて帰った。
この時期のパリの公園は栗の一種が至る所に落ちていて、日本人の性からか、気づけば一生懸命一人栗拾いをしてしまう・・・。

最後に、帰りに立ち寄ったおもちゃ屋での一枚。
ブタの貯金箱はどうやら世界共通らしい。


秋の足音 [Parisでの生活]

まだ8月が終わったばかりだというのに、パリは一転して秋を感じるようになってきた。
夜は既に窓を開けていると半袖だと寒いくらいだし、夕方から夜にかけて小雨が降る頻度も増えてきた。
フランスに帰ってきてから10日あまり、「戻ってみるとフランスもなかなかいいかも。」と思い直し始めた所だっただけに、またあの重くてくらいヨーロッパの冬に近づくのかと思うと、ちょっと気が滅入る。

でも、秋の始まりはフランスでは新たな生活環境の到来でもあったりする。
というのも、学校の新学期のスタートが日本と違って9月だからだ。
日本は桜咲く季節に出会いと別れを感じるが、フランスでは夏のバカンスでしっかりリフレッシュした後に心機一転するということなのだろうか。
ちび太も今週金曜日から始まる幼稚園のMoyenクラス(年中)に向けて、クラス決めと簡単な入園手続きがあり、家族全員で行ってきた。
昨年のPetit(年小)では本当に良い先生に恵まれた一年だったが、今年の先生は若くて綺麗で優しそうで、まずは何より。
これはパパも毎朝連れて行くのがちょっと楽しみ。

ちび子も来週の月曜日からGarderie(日本で言うと託児所?)に通い始めるし、また色々子供達を通じたコミュニティーの広がりがあったり、いろんな出来事があったりすると思うので、それも今から楽しみ。

無駄足 [Parisでの生活]

そもそもは自分たちが悪いのだが、日本から帰国した際に荷物受取所にベビーカーを忘れたままタクシーでパリの家に帰宅してしまった。
スーツケースが3つ(合計70キロ・・・)とリュックサックに手荷物をもって、さらにちび太とちび子をだっこしながら必死になっているうちに、すっかりベビーカーのことを忘れてしまった。言い訳ですが。

このベビーカー、日本にいたときに東京で買ったもので、今回の京都滞在中に東京から遊びに来た妻の両親と妹ファミリーにわざわざ新幹線で持ってきてもらったものだったのだ。
安物で華奢なベビーカーだが、小回りがきくのでパリでの散歩が楽になると思っていただけに残念。
でも空港まで取りに行くと時間もかかるし、あきらめかけていたところ昨日家に空港より連絡が。
週末を子供達を連れての空港往復でつぶしたくはなかったので、金曜日の今日会社を6時過ぎに出て取りに行くことにした。

ちなみに会社から空港までは何通りかの行き方があるが、安物のベビーカーを取りに行くのに高い交通費を払いたくもなかったので、一番安いRERのB線を選択。
久々に乗ったが、メトロともバスとも明らかに違うダーティーで危険な雰囲気に何となくテンションが下がってくる。

小一時間かかって空港について案内してもらった窓口で用件を伝えると、担当者が検索してくれて、一言。

「その番号の紛失物は、無いですね。」

・・・何となく嫌な気はしていたが、そもそも空港から昨日の昼に電話してきたのに、今日になって無いとはおかしい。
よくよく聞くと、紛失物コーナーには相当な数の忘れ物が置いてあるのだが、今朝の時点で改めて確認した品物リストには該当するベビーカーは無いらしい。

まあ、その間も電話口でのやり取りを聞いていると、一人しかいないはずの担当者が席を外しっぱなしになっていたりと、結局数十分待たされたわけだが。

結局伝えられたソリューションは、これ。

要は理由は何にせよ保管物を紛失したのはエールフランスなので、エールフランスに補償金請求をして下さいとのこと。

とは言え手続き的には、まず上記の荷物遅延届けをもらった上で、今日あった事をフリーフォームの手紙に書き綴って返信し、その後エールフランスから電話があった時点で補償金の交渉をして下さいとのこと。

いや、めんどくさすぎるやろ!・・・と思ったけど、昨年末に日本へ帰国する飛行機が機体の故障でモスクワからシャルル・ド・ゴールまで引き返してさらに9時間ホテルに滞在させられて日本に帰るまでに合計40時間近くかかったことを職場の同僚に話したときに、「何でエールフランスに手紙を書いてお詫びの追加マイレージをもらうなどしなかったの!?」と言われた経験もあったので、まあなんというか想定内。

結局行き帰りで3時間以上を費やしたが、何かやることが増えただけのような。

さて、フランス語の勉強をかねて、まずは手紙の書き方を調べないと。


デート&2歳の誕生日 [Parisでの生活]

今週末は土曜日は妻のフランス語の先生が持っているメゾン・ド・カンパーニュ(郊外の別荘?)へ。
パリのリヨン駅からRERで50分ほどでフォンテンヌブロー近辺の無人駅へ。
迎えに来てもらったその先生と孫の女の子と一緒にそのお宅へ。

これがまた広々とした庭のついた綺麗な家。
庭にはプルーンの木やフランボワーズ、フレーズ・ド・ボワ(すごく小さくて香りの強いイチゴ)が自生していて、自生フルーツハンターのちび子が早速食べまくり。
特に地面に拾いきれないほど落ちていたプルーンが甘くて美味しかった!

天気も良かったので食事は庭にある外のテーブルで。
フランス語もゆっくりわかりやすく話してくれるので楽しく会話できたが、だんだん「日本人は子供が大きくなっても同じベッドで寝ていて、あれじゃあ自立できないわよ!」とか「ちゃんと夫婦生活を子供と切り離して成立させないとダメよ!」「ちび子は2歳近くになってまだおっぱししているなんて、それは人格形成に問題が生じるわよ!すぐに止めさせなさい!」とか、そんな話に。

まさか母親よりも年上の人に夫婦生活について熱く語られるとは思ってもいなかったが、でも確かに子供がいない場所でもお互いパパママ、お父さんお母さんと呼び合う夫婦など、日本人ながら違和感がある。
「いい、妻はお母さんの前に一人の女なのよ」と何度も言われた。
はい、意識してがんばります。

しかし、フランス人は年配の人ほど人生を楽しんでいるのがすごい。
着ている服もおしゃれだし、「こういう老後を過ごしたい!」という明確なビジョンがあるのがすごい。
日本でやると、「家族をかえりみないわがまま姑!」と週刊誌のネタにされてしまいそうな生活がむしろ普通。
でも、高齢者が元気で生活を楽しんでいる社会というのはこれからは大事だよな。

日曜日の今日は、妻とちび太が友達の家に遊びに行く予定があったので、ちび子と二人でお留守番・・・もといデートに。

最初ちょっと泣いていたが、すぐに泣き止んで後はニコニコ機嫌良く一緒に遊んだ。
DVDを少し見た後、公園に散歩に。

途中の八百屋で買ったフランボワーズを公園の芝生の上で花を見ながら二人でつまみ食い。
ちび子もだんだんお話が上手になってきたので、こんな時も色々会話が出来るのが楽しい。

しかも先週は熱を出していたこともあり朝から晩まで妻にへばりついていたので、すっかりママっ子になってしまったかと心配していたが、全然大丈夫でむしろ「パパだ~いしゅき」と何度も言ってくれた(デレデレ)。

ちび太は4歳目前になって最近エネルギーとパワーがみなぎっていて、相手をするにはこっちもかなりの労力が必要だが、やっぱりちび子はまだ小さいのと女の子なので可愛らしい遊びやお話中心になるのが愛らしい。

そんなちび子もあと数分で(パリ時間)日付が変わると2歳の誕生日となる。
パリに来たときは生後4ヶ月で体重も少なく心配していたが、今はすっかり大きくなって親としてもホッとしている。

これからものびのびと育ってくれますように。


朋有り、遠方より来る、亦悦しからずや [Parisでの生活]

来ないときは誰も来ないのに、誰か来るときはピンポイントでタイミングが重なる。
そんな事って結構多い。マーフィーの法則?古過ぎ?

今週は明日に高校時代の友達が新婚旅行で、そして入社以来お世話になっている先輩が仕事の関係でパリに来ることとなった。
そんな日に限って明日は朝からオフサイトミーティングで、夜は大学OB会(最近これまた機会が多い)の総会である時間がほとんど無い。
友達の場合は木曜日から日曜日までうちに泊まっていくのでゆっくり話す機会もあると思うが、先輩の方はどうだろう。

しかしこうやって誰かが来てくれるのは楽しいもんだ。
冗談を交えながらも日本語で仕事を含めた少しまじめな話をするという機会がほとんど無いので、有り難い。
英語だとどうしてもしゃべることに意識が持っていかれてしまって、しかも背景や商慣習も大きく異なるので、中々微妙なニュアンスを共有するのは難しい。
でも、逆に英語だからこそシンプルかつ論理立てて、structuredな会話が出来るという利点を感じることも多いけど。
日本語だとしっくりくる訳が無かったりして妙にまどろっこしい会話になってしまうことも多く、また高コンテキストな言語と言うべきか、全員がある一定の背景、経緯、意識、方向性を共有している前提で曖昧な話し方をする日本語に、英語直訳の会話をしようとすると「そんなわかりきったことを今さら・・・」というリアクションになるケースが多い。
実際母国語で良いのに、一番準備に時間かかるのが日本の現地法人との会議だったりする。

そうやって何となくわかってきた生活や仕事上での発見を、気の置けない人たちと話しながら飲んで食べて出来るのは、今から楽しみ。
何とか時間が合えばいいけど。

PAPA! [Parisでの生活]

今日は午後にフランス現地法人とニューヨークを交えた大事なビデオ会議があったので、朝から多少緊張して準備をしていた。

・・・が、5分前にビデオ会議室に行ったものの、なんだかうまくつながらない。
結局確認してみると、フランス現地法人側の同システムのある会議室が何故かダブルブッキングされており、使用不可ということが判明。
完全に専用の予約システムがあるのに何故???と軽くパニックになったが、使えないものは使えない。
そのビデオ会議システムではPowerPointのプレゼンを全員で画面の下に共有しながら進められるので準備していたのだが、結局メインのプレゼンターであるフランス側は電話でのみの参加と言うことに。

その時点で既に効率的なミーティングは望むべくも無かったのだが、さらに悪いことに電話の声が遠くて良く聞き取れない。
いまいち良く聞き取れなかったな~と思いながら質問したことが、まさに直前まで説明していたことだったらしく、聞き取れていた上司達から失笑をもらう始末。

なんだか久々に凹んで、早速帰り道はメトロを使わずに50分ほど歩きながらBBCニュースのポッドキャストを聞いて英語のトレーニングをするという器の小ささを発揮。

そんなこんなで落ち込んで家に帰ってくると、寝ようとしていたちび太が寝室から出てきて「パパにプレゼントがあるんだよ!!」と満面の笑みで包みを持ってきてくれた。

何だろうと開けてみると・・・

なんと父の日のプレゼントとして、幼稚園で書いたらしい!
落ち込んでいただけに、すっごいうれしかった。感激!

先日の母の日に妻が手作りのネックレスとフランス語での詩の朗読(幼稚園でみんなで暗記したらしいのだが、これがまたフランスらしいおしゃれなポエム)までしてもらってるのを見て、正直「母親はええなぁ・・・」なんていじけてたのだが、ちゃんとパパの分もありました。
ありがとう、ちび太!

ちなみに、パパへのポエムは詩的と言うより言葉遊びに近いみたい。

いまいち意味がわからなかったのだが、どうやらPAPAの最後のPAと例えばParapluie(傘)のPaをかけて歌ったものらしい。

ちょうど数日前にAmazon.comで数十冊の本を購入したときにあわせて子供達にも図鑑を買ってあげたのだが、「パパ、図鑑どうもありがとう。これからも死なずに生きてね(え・・・!?)」とお礼に加えて励ましまで頂いてしまった。

父親になるって大変だけど素晴らしい。


Le Spectacle! [Parisでの生活]

幼稚園に通い始めて丸9ヶ月。
今日は日本でいうお遊戯の発表会・・・しかしここはフランス、何ともカッコイイLe Spectacleなのだった。

ちび太が通う幼稚園には小中高が併設されているせいか、幼稚園児にはもったいないようなすり鉢状の立派な舞台がある。
この日まで幼稚園で毎日練習を重ねてきたそうだが、本人はあまり多くを語らないので、どんな内容になるのかは親もわかりません。

いよいよ公演の幕開け。
園長先生のスピーチの後、これまで指導してくれたダンスの先生が挨拶し、わが子を思う親で鳴り止まんばかりの拍手が。
子を思う気持ちに国境はない。

この日はプチの2クラスの発表で、公演自体はそれぞれ20分程度。
最初のクラスは子供たちを5~6人の小グループに分けて、ダンスや物語風の出し物など趣向を凝らしたものだった。
ちび子も興味津々で舞台に注目。

そしていよいよちび太のクラス。
どうやら、とある交差点での出来事、と言った感じのストーリーらしい。

警官の格好をしてきている子もいるし、サラリーマン風の子もいるし、ドレス姿の女の子もいる。
ちび太はというと、無茶苦茶普段着。
あまりに普段着だったからか、サイクリング中に見せるために急遽ヘルメットを被せられてた(笑)

劇自体はみんなで踊りながらオーシャンゼリゼを歌うといったもので、ちっちゃい子たちが必死にやっている姿はかわいいの一言。
本番中はビデオも撮りながらだったので感動するまもなく終わってしまった感じだったが、家に帰って録画を見てみると何となくジーンと。

さて、あっという間に公演が終わった後は、お昼の出店の準備。
何故か自然と日本人がそれなりの人数いるこの幼稚園では、焼き鳥のお店をすることになっているらしい。

そのため前日から鶏の胸肉を買ってきて各自家で既に焼き上がりまで作ってきているのだが、さすが日本人というか、全員がきっちりレシピ通りに作ってきている。

我が家の担当は準備段階までだったのだが、あいにくの雨の中どの程度売れたんだろうか。

その後はよく一緒に遊んでいる家族とうちでランチをしたのだが、交代の時間が1時間ずれていたので先に家に帰ってパパが手料理を作ることに。

・・・フランスに来てから料理ばっかりしてるので、だんだん素人離れしてきてる?今日は特に生の芋から鴨の脂で揚げたフリットが美味しかった。

やっぱり鴨のコンフィは美味しいなあ。

ちび太もちび子もよく頑張った楽しい週末の一日だった。


BRAVIA [Parisでの生活]

先日テレビが壊れた話を書いたが、タイ在住のオーナーとも連絡が取れ、「400~500ユーロくらいまでだったら費用負担するので買って下さい」とのことだったので、早速DARTY(家電量販店)へ。
しかしここで妻とちょっと言い合いに。
というのも、僕は400ユーロ出してくれるなら、先日既にチェック済みのHD TNTチューナー付きのSONY BRAVIA(599ユーロ)がいいと言ったのだが、妻は「自分たちのものじゃないのに何で追加負担までして買うのよ!」ともっともなご意見。
でも、だからといってLG電子とかのショボイ製品買うのもソニーフェチとしては嫌なのだ。
結局店員とも相談して、HDじゃない通常のTNTチューナ-(おそらくHDだとスポーツ観戦とかがよりきれいに見えるらしい)搭載の499ユーロのBRAVIAに決定。
配送は無料だが明日以降になるとのことだったので、自力で持って帰ることに・・・これが無茶苦茶キツかった。

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今回買ったのは32型(液晶)なのだが、これまで使っていたブラウン管の古いテレビと比べると、画面は大きいし圧倒的に薄いし、画質は綺麗だし音もいい・・・当たり前と言えば当たり前なのだが、おそらく人生で自分でテレビを買ったのが初めてだったこともあり感動してしまった。

薄さのおかげで今まで別置きしていたOrangeのテレビチューナーもテレビの裏側へ配置可能。
これでちび子が勝手にいじったり差してあるカードを抜いてどっかにおいて来てしまったりと言うことも防げる。

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テレビの配置時にテレビ台の下から出てきたクインテットのDVDを見つけ、早速子供達のDVDタイムに。

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一番恩恵があるのはちび太とちび子なんだろうが、僕もこれを機にちょっとでもフランス語の勉強のためにテレビを見るようにしようかな・・・。

ピクニック encore [Parisでの生活]

日曜日の今日は特に予定はなかったが、午前中に妻が友達夫婦からの誘いを受け、ブローニュの森へピクニックに行くことに。
メトロを乗り継いで目的の駅に着くと、見知らぬフランス人が声をかけてきた。
どうやら聞くと妻の友人夫婦から誘いを受けたカップルらしく、目的地の公園まで車で連れて行ってくれるらしい。

結局日本人4人、フランス人3人、ポーランド人1人そしてその子供たち4人という組み合わせになったのだが、こういうフランスのピクニック好きだなあ。
みんなが適当に友達を呼び合って、その場で仲良くなって子供を見ながら大人も遊ぶ。
しかも天気が良かったので気持ちよかった。

そしてフランスの公園はどこに行っても自然がいっぱいで、これまた楽しい。

ちび太もちび子も探検に大喜びで、実に良く走り回ったなあ。

こうやってピクニックで知り合ったフランス人とそれとなく話をしてみると、ルーブル美術館で働く画家だったり、有名コンサル会社のディレクターだったりと様々で、そんな人がいろんなツテを介して知り合って休日をのんびり過ごすのが楽しい。
日本と違ってお互い好きなことをして全く気を遣わないし、子供と一緒に虫取りしたり、大人同士でフリスビーしたりとただただリラックスして休日の午後を過ごす。

今日会った人たちと2週間後にレバノン料理パーティーをすることを約束して帰宅。
結局初めてあったフランス人とポーランド人のカップルに家の前まで送ってもらった。

2週間後がまた楽しみやなぁ。


La télé [Parisでの生活]

2~3日前からテレビの調子がおかしいと思ったら、ついに全く映らなくなってしまった。
正直毎日帰ってきてまでフランス語のテレビを見ようという気力が無かったので、この1年半ほどテレビをほとんど見ずに過ごしてきたのだが、子供たちはたまに見るアンパンマンや機関車トーマスのDVDを楽しみにしているので、そういう意味でテレビがないのも困る。
ただ、今すんでいるアパルトマンは家具付きで借りているので、テレビも大家の持ち物なのだ。
そこで、図々しくまずは滞在中のフランス人大家に連絡。

「テレビが突然映らなくなって、DARTY(家電量販店)で価格を見ると、液晶TVで500ユーロくらいでした。買い換えたいと思うのですが、これって私たちの負担になりますか?」

フランスに来る前だとこういうことを聞くのに抵抗があったと思うが、今や普通。
というのも、契約によっては通常使用による電化製品の故障については貸し主が補償するという内容になっていることもあるらしいからだ。

とは言え一応というか、基本的には自分で買い換える覚悟をもってDARTYで物色済み。
LGやSamsungといった廉価ブランドのものは400ユーロ前後から買えるが、ここはやっぱり日本製、できればSony BRAVIAにこだわりたい。
フランスのテレビはおそらく電圧とそもそもチューナーの対応問題があるので日本には持ち帰れないとわかっていても、だ。
とは言えBRAVIAも590ユーロくらい出せば十分なものが買えそう。
少し前までプラズマや液晶テレビというと30万くらいみたいなイメージがあったが、安くなったもんだ。

数日はオーナーからの連絡を待ってみるが、連絡がなければ買っちゃう予定。

公園三昧 [Parisでの生活]

今週末は、木曜日が休みで自動的に飛び石の金曜日も休みになり(会社によるが、フランスでは基本的に飛び石連休は存在しない?)4連休。
なにげに来週も3連休。
5月は働かない月だというフランス人、パリの街は心なしかひっそりとしています。

パパはこの4連休は家でタスクが山積みになったプロジェクトの棚卸し作業と来週以降に向けた資料作成をするつもりだったのが、先週の旅行ですっかりテンションの上がった子供たちにせっつかれ、結局ずっと外出することに。
まあ、ここ数週間週末と言えば雨で運動不足なのでこれは仕方ない。

まず初日は以前チケットを買ったままになっていたパリのディズニーランドへ。
既に一度来たことがあるので、今回で二回目だ。
自分のBlogでチェックしてみたら、前回はほぼ1年前だった。

でも前回と同じような乗り物に乗って、同じような満足度と疲労度を伴って帰宅。

はい、次々。

2日目はそれほど遠出をしなかったのだが、いつも良くいくスーパーでLivraison(宅配サービス)を試してみた。
これは日本でもよく見かけるサービスだが、ミネラルウォーターを大量買いしてさらにマンションのエレベーターが極端に小さいフランスの住宅事情を考慮すると、ありがたさは数倍といえる。
実際めちゃくちゃ便利で、しかも家に帰ったらすぐに配達された。
これは水のまとめ買い等に便利だと判明。

さて、3日目。
この日は家からRERとメトロを乗り継いで、14番線の果てのBibliotheque Francois Mitterrandで降りる。

みんなバカンスに出かけているのか、RERの駅も閑散としている。

この近辺は再開発地区らしく、何となく日本に似ている。
再開発でパリらしさを失った近代的で無機質な街に親近感を感じるのは、情けない気もするのだが・・・。

この一角はBercy Village(ベルシーヴィラージュ)と呼ばれており、昔はワインの貯蔵庫群だった場所らしい。

そんなわけで、ワイン倉庫を模した建物やワインゆかりのお店が並んでいる。
ちょうど雨が降り始めたので、近くにあったフランス最大のワインチェーン店Nicolasが運営しているワインカーブ併設のレストランへ。

正直、味もワインの品揃えもいまいちだったな。

食後は気を取り直して、ベルシー公園へ。
ここが期待を遙かに超越する大公園!

鴨フェチのパパ(食べるほう)とチビたち(食べさせるほう)も大満足。

しかし、本当に大きな緑地公園。

中にはぶどう畑やバラ園などもあって、どれも実によく手入れされている。

なんと甲子園まで・・・と言う冗談は今の我がタイガースの不甲斐なさに腹が立ってくるからやめとこう。

さんざん歩いて公園を抜けたと思ったら、今度は別の公園につながってた。
ただ、この公園名、読めまへん。
ジャルダン・イザ・ラバン?

これがまた広大な広場。
フランスの公園の素晴らしいところは、全ての広場が芝生に覆われているところ。
しかも日本と違う西洋芝だからなのか、芝足が高くフカフカして気持ちいい。

さらに進むと、大きな階段式流水モニュメントが。

上に上ると、今度はすのこ状に上下入り乱れる橋がセーヌ川の上に大きく架かっている。

その先に見えるビル群が、駅名にもなっているフランソワ・ミッテラン国立図書館だ。
図書館の前まで来ると、無数の白い風船が重しにつながれて風に揺れている。
何かのモニュメントなのだろうが、全くの放置プレイなのがこれまたフランス的。

この直後ちび子に悲劇が。
ママがだっこしたまま転んでしまい、ちび子も頭をアスファルトに打ち付けてしまった・・・ように見えて何とかママが守れた様子。
かなり冷やっとしたが、何事もなくて良かった。
本人は今日も「ごっちーん。ぃたいたい!」って言ってたけど(笑)

そして4日目。
公園巡りの日々は続く。
この日やってきたのは、今度はパリの西の外れにある、Parc de Boulogneだ。
家からはメトロかバス1本で行けて思ったよりも近かった・・・にもかかわらず、これまたスケールが大きい公園だった。

この広大な広場。

こんなのが延々と続いている。

そこを横断すると、小川というか渓流が。

これが山間の渓谷から小さな滝を経て池に流れ込んでいるのだ。
ただ、水は人工的にひいているようで、そのせいかちょっと水質が悪いのが玉に瑕。

それでも、下流の池には魚やオタマジャクシがいた。

一緒に行ったちび太の友達のフランス人とのハーフの女の子(無茶苦茶かわいい・・・ちび太がんばれ!?)は全然さわれるし、ちび子もおそるおそるさわれるのに、ちび太だけが葉っぱでしかさわれない。
これはもうちょっと虫探しとかに連れ出して野性的に仕上げないと!

でもこの日は天気も良く、太陽の下でパパも一緒に走り回ったら随分と気持ちが良かった。
夕食はレストランに行こうと思ったけど、結局は家に帰ってお米のご飯。
そして本を読みながらの長めのお風呂。

やっぱりこれが一番。


セーヌ川下り ~Bon WE~ [Parisでの生活]

今週末は(も)、無計画にブラブラ家の近くを散歩。
土日とも天気がすぐれなかったのだが、土曜日は午前中に買い出しに行った後、歩いてAuteuil(オートイユ)のカルフールへ。
バスで行くと10分くらいの距離なのだが、ちび太とちび子を連れて歩いていくと軽く1時間コースになる。

2~3ヶ月ぶりに来てみると、店内が変わっていてびっくり!
レイアウトが刷新されていて、売り場面積も広がった感じがすごい。
いわゆるウォールマート的な低価格で大量購入向けのスーパーなのだが、それでもちゃんとマルシェっぽい雰囲気があったりして、結構楽しめる。

あと、実はワインが安い。
個人的には最近ほとんどブルゴーニュばかり飲んでいるが、ボルドーを買うならカルフールがおすすめ。
大量購入するからか、結構有名どころが悪くない値段で揃っている。
ブルゴーニュはここと決めた専門店もしくはドメーヌから直接購入し、ボルドーはカルフールもしくは大型スーパーで買うのがベスト!
今回はソーテルヌのChateau Rieussecのセカンドと、ボルドーの中では一番好きなSaint-JulianのChateau Decru BeaucaillouのセカンドとChateau Gloriaを購入。

日曜日は午後から家の周りをブラブラ散歩。
ちび太がボートを見たいと言うので、エッフェル塔に向かってセーヌ川沿いを歩いた。

ボートに乗りたいというちび太を「この辺のボートはもう動かないんじゃない?」とはぐらかしながら歩いていると、エッフェル塔のすぐ下まで来たところで観光客向けのボートがエンジンをかけて水流を起こしていた。

それを見たちび太は「あ、あれ発車じゃない!?発車だよ、絶対発車だよあのボート!」と発車を連発して大興奮。

仕方ないか~と思って値段を見てみると、子供は無料で大人は一人11ユーロと思ったより安い。

で、発車(笑)!

ボートからの眺めはなかなか爽快。

橋をくぐる時はなかなか迫力がある。

セーヌ川を下ってみると、パリの観光名所の多くはセーヌ川沿いに立地しているのがよく分かる。

オルセー美術館もそうだし、

ノートルダム寺院もそう。

1時間でクルーズは終了。

最後はちび太はガラス張りの船室に降りてせんべいをかじりながら「眠い~」とか言ってたけど(オイ!)。

そして降り口に行った時、乗るときにカメラマンが取った家族の写真とちび太のアップが壁に貼って売られている。
めざとくそれを見つけたちび太が「あれ欲しい!じいじとばあばに見せる!」と聞かない。
結局2枚買わされて、合計20ユーロ・・・。

でも、気持ちよかったので、夏の天気の良い日にでもまた乗ってみたい。

ちなみにセーヌ川の両脇にはボートが泊めてあり、その多くはなんとか動かなさそう。
すると妻曰く、この一体のボートは停泊料が高く、その多くは乗るためではなく中に住むために住居として使っているとのこと。

うそ~?と思いながら岸を見てみると、た、たしかに郵便受けらしきものが・・・。

確かに船上でくつろいでいる人たちは、どう見ても休暇中というよりかは住んでる感全開だったわ。

さて、家に帰ってこの日の夕飯は、パパの大好きな鴨。
フランスで食べる肉の中では一番好きかも。
何度も作ったので、焼き加減もマスターしてきた。

やっぱり鴨肉はRose(ミディアム)じゃないと。

これに先日会社の同僚といったレストランで出たLa sauce au miel(ハチミツソース)をまねて作って合わせると、実にTres bien!

会社の近くに夜の教室がある料理学校があるらしいのだが、フランスにいる間にちょっと通ってみたいんだが・・・。


フランスの警官 [Parisでの生活]

先週末の旅行記・・・を書く前に、フランスの警官について情報を入手したので、そちらを先に。
今日はチームメイトのフランス人女性のプロジェクトマネージャーと食堂でランチしようと言ってたので、その会話から。

彼女「週末の旅行は楽しかった?」
僕「旅行自体は楽しかったけど、最後に大きな問題が・・・。」
彼女「何があったの?」
僕「信号無視して警察に捕まった(追加で状況説明を詳しく)。」
彼女「プハー(フランス人がよくやる「やってらんねー」的な仕草)・・・なにやってんのよあんた。」
僕「でも不思議なのは、免許も持ってないし身分証明書もないのに、何で彼らが”もういいから行け”なんて言ったんだ?これってすごい処分が家に郵送されてきたりする?」
彼女「それはないない。多分それは彼らにしたらあなたをそれから色々手続きをしていたら時間がかかりそうなので、対応するのをやめたのよ。」
僕「それって警官個人が決めれることなんか!?めんどくさかったら違反者ほったらかしてもいいの?」
彼女「だって他に取り締まらなきゃいけないことがあるでしょ。一人に長時間かけるんだったらその分複数人捕まえたほうがいいじゃない。違反金の毎月の目標があるからね、警官は。なので彼らは月末は予算達成のためにかなりがんばってちょっとした違反者でもドンドン捕まえるのよ。」
僕「・・・。」
彼女「そう言えば、それ何時だった?」
僕「確か、夜8時半くらいだったと思うけど。」
彼女「それもラッキーしてるわ。ちょうどもう少ししたら夜勤の人との交代時間だから、あなたに関わって帰るの遅くなるのが嫌だったのよ。」
僕「・・・・・・。」
彼女「それと、その警官何色の服着てた?帽子の形は?」
僕「そんなの注意してみてなかったなあ。何が違うの?」
彼女「それ、大事よ。パリには2種類の警官がいて、一つはナショナルポリス(国家警察?)で薄水色の服を着て野球帽をかぶってるの。もう一つは濃い色の服を着て三角帽子を着ている警察で、それは軍隊直轄になってるわけ。社会的地位は国家警察の方が上になってるけど、彼らはお互い政治的に争ってるから、軍隊直轄の方はフラストレーションがたまってるから、あまり抵抗するとまずいのよ。」
*もしかしたら色と帽子は逆かも。
僕「それは気をつけないと!」
彼女「もう一つ特殊な警官がいるんだけど、それは黒に近い濃紺の服を着ていて、主にサッカーの試合などの場合に軍隊が要請を受けて派遣する警察なのよ。彼らは軍隊なので、まあ全員パッパラパーな上に、いつでも人を殴っても罪に問われない特権を持っているから、近づくだけで危険。目を合わせちゃダメ。話しかけられたらひたすらペコペコするしかないのよ。」
僕「どっちが犯罪者なんかわからんやん・・・。」
彼女「あと、もう一つ言えるのは、もしあなたが黒人やアラブ人だったら確実に警察署に連行されてまずいことになってたわね。」
僕「そう言うことも頭をよぎったけど、アジア人も似たようなもんじゃないの?」
彼女「黒人とアラブ人は対応が全然別よ。あなたが住んでいる16区はパリでも特殊な地域であって、フランスにはこういう問題が根強くあるのよ。」

とまあ、こんなところだ。

最後の下りは、確かにパリ郊外のSaint-Denis(サンドニ)という町を車で通りすぎたのだが、突然町の景観が少し荒廃した感じになり、道行く人全てが黒人で正直危険な感じがした。
聞くと数年前に暴動が起きた地域らしく、危険なので警官すら入れないエリアだという。
住んでいる人もアフリカからの移民が多く、彼らの多くはフランス語も話せないため、フランスの法律を理解することもできないらしい。

こうやって色々経験すると、"Liberté Égalité Fraternité"(自由、平等、友愛)をモットーとするフランスでもほんのパリから15分程度行っただけでその社会的な問題を肌身で感じる。
パリの華々しい部分もフランスだが、これもまたフランスなのだ。

と、偉そうなことを書いたが、次回は運転にもっともっと気をつけます・・・反省。

危機一髪・・・なのか? [Parisでの生活]

前回あんなBlogを書いた割に、今回の北朝鮮によるミサイル発射の顛末を先ほどネットで知りました。
何故かというと、急遽土日で1泊2日のフランス国内旅行に出かけていたから。
子供の幼稚園つながりで知り合った家族と急遽合同で車でプチ旅行をしてみませんかという話が出たのが先週半ば。
ここ数日は非常に忙しかったのだが、子供たちも「行きたーい!」ということだったし、こういう機会がないとレンタカーを借りてどこかへ・・・というのもなかなかしないことなので、思い切って行くことに。
旅程は完全に向こうのご主人に任せっきりだったので、急なこともあり前日夜まで行き先は不明という状況・・・うちら家族は予定のない旅行が好きなので、こういう展開は全然OKです。

結局今回はパリから約200キロ北上し、AbbevilleやBoulogne-sur-Merといった街へ。
ドーバー海峡のフランス側で、海も見ることが出来た。

途中、こんなところがあったり、

こんな海辺の散歩道を歩いたりした。

でも、旅行の感想記は後ほど。

結果的にすごく素晴らしい旅行になったのだが、最後の最後に恐ろしい出来事が。

日曜日の帰りが7時半頃にパリに到着したこともあり、当初向こうの家族にも手伝ってもらって荷物の家への搬入とレンタカーを返しに行く作業を手分けしようとしていたのだが、遅くなると悪いので急遽自分たちだけで家に荷物を搬入し、その後僕だけでレンタカーを返しに行くことに方針転換。

ちなみに、今回のレンタカーはこれ、フォードフォーカス。

社会人初めての車がマスタングだったので、人生2代目のフォード経験だ。

で、慌ただしく家の前に車を止めて、荷物を家に運び込んですぐにレンタカー屋へ。
このバタバタ感が原因の一つだったかもしれない。

疲れていたのでさっさと返して家に帰りたかったが、今回のレンタカー屋は同じ区内にはあるものの、地下鉄でも15分くらいかかるちょっと離れた場所にある。
途中の道も複雑なので、カーナビを見ながら進んでいたのに間違えて入ってUターンする羽目に。

Uターンを終えて返ってくると、大きく右に回り込むカーブにさしかかった。
その入り口の信号は青。
直進。
ぐーーっと右手に回り込む。
左ハンドル右通行の視界。
カーブの途中にもう一つ信号らしきものが(フランスの信号機は暗くて小さいと思う)。
そしてそれが赤。
「こんなカーブの途中で停止線もないのに止まるの変だよな?」と瞬時に迷う。
迷ってそのまま直進。
左手にパトカー。
急発進&サイレン点灯。
止まれコール発動。

・・・マジかー、やってもうた。

止まるとめちゃくちゃガタイの良い白人2人と黒人警官1人の3人が降りてくる。
窓を開けると、「今から誘導するから着いてこい」とのこと。

やっぱ停止だったのか・・・トホホと思いながら、パトカーについて走りながらふと気づく。

「あ、免許所家においた鞄の中やん!しかも身分証明書ごと。」

この時点でパトカーに追従しつつ血の気がひいた。

結局止まらされたのは、これが後になって幸いするのかどうか、日曜で閉まっている目的地だったレンタカー屋の前。

そこで警官が出てきたので車から降りようとすると、「降りるな!車の中に戻って窓を開けろ!」の声。

で、窓を開けると「住所はどこだ?」の一言。
続けて、「信号赤だったよな。」

こういう瞬間、旅行帰りで疲れていて、昨日の旅館がお湯が二家族分足りなくてお風呂に入っていないボサボサの頭の東洋人という自己認識で「あ、これ口答えしたら殴られる?」と思ったが、ダメもとで下手なフランス語で抵抗。

「曲がる前の信号は青だったのを確認して進んでいたし、途中の信号は赤だったかもしれないけど自分としては停止線もなかったのでそのまま進んだ。」と意味不明の言い訳。

その後、「とりあえず免許書出せ。」と言われ、「残念ながら今家においてきてしまってるんです。」「・・・身分証は」「いや実はそれも・・・」。
この段階で黙っていた黒人警官が「Do you speak English? Identification, do you understand!?」と行ってきたので、英語で同じ説明をしたら黒人には伝わらず。
・・・って、聞いといておまえは英語しゃべられへんのかいっ!と突っ込みたくなったが、事態は深刻。

「車の保険と資料全て出せ。」と来たので、「これ自分の車じゃなくて、まさにこのレンタカー屋で借りたんです。」というと、話にならんな・・・みたいに3人が顔を見合わせた次の瞬間、「もういい、行け。」と言い残して3人がパトカーで去ってしまった。

・・・???

こ、これはどういうことですか?
素直に埒のあかないフランス語が十分に通じないアジア人としてめんどくさいので見逃してもらったととるべきなのか?
それとも、別の強硬手段を発動するのでこの場ではすることがなくなったのか?

普通日本で考えると、信号無視→免許証不携帯→身分証明書無しとなった時点でネクストステージへの扉が開きそうなのだが・・・。
でも、フランス人の気質と警官の社会的地位を考えると、「めんどくせ、もうええわ。」的な結論もなきにしもあらずな気もするが・・・。

とりあえず頭の中は???でいっぱいになりながらも、言われた指定の駐車場に車を返すことに。
背中は既に変な汗でびっしょり。

そして車を止めるも、ここでもトラブルが。
どんなにやっても、鍵を閉めた後に走行距離メーターのエリアのランプが消えないのだ。
全てのスイッチを変えても、何をしても消えないので、30分後バッテリーが上がらないことを祈りつつ鍵を指定の返却箱へ。

唯一の救いは、途中で電話した妻から聞いた子供たちがパパが警察に捕まったのが心配で起きてる!と言って慰めてくれたことかもしれない。

そんな疲れ果てた気持ちでネットを見てみると、同僚のやっているBlogにタイムリーな記事が・・・。
「警官に身分証を求められたときに不携帯だった場合は4時間以内の拘束の権利がある」らしい。

ますます今日の出来事が結果的に幸運だったのか、これからなんか起きるのか不安になってきた。
でも日本だと道交法違反は現行犯でその場で切符切らないと無効のはずやけど・・・。
知ってる人いたら、情報しるぶぷれー。


ガストロ3 [Parisでの生活]

ついに予想通りというか、きっちりパパにもうつりました、ガストロ。
金曜日は出社しても朝から体調が悪くてボーッとして集中できない。
でも新しく研修およびスタージュとしてスイス人とロシア人がマーケティング部門に配属され、彼らとランチに行くことに。
ロシア人に、日本でもビーフストロガノフやピロシキ、ボルシチは有名で好きな人が多いよというとすごく驚かれた。
しかしスイスとロシアはいっしょに話を聞くとといかにも対照的で興味深い。
スイスは全国民800万人の小さな国なのに、公用語はフランス語、ドイツ語、イタリア語であり、さらに日本の市町村レベルで法律や税法が異なり、引っ越しする際にはかなり手続きがめんどくさいらしい。
言語が違うため、当然同じ国なのにフランス語を話す地域の人とドイツ語を話す地域の人ではコミュニケーションが取れないし、テレビの公共放送もそれぞれの言語用にチャンネルが別だそう。
方やロシアは広大な国土を持ちながらも、言語は一つ。
ヨーロッパの中心で各ヨーロッパ諸国の文化が流れ込んでいるスイスとは対照的に、歴史的にもアジアの影響を色濃く受けている。

そんな話をしながらも意識は朦朧としていたので、体調が回復したら改めて話をしたいものだ。

で、午後になるとますます状況は悪化して、気づくと資料の同じ行を永遠とループして読んでいる。
当然内容もちっとも頭に入らないので、思いきって5時ピタで退社して、家に着くと7時過ぎにはもう寝てしまった。
今日もまだ体調はイマイチだが、昨日よりはマシかな。

興味深かったのが職場のフランス人の同僚の意見。
「こんだけ体調が悪いと、他の人にうつると悪いから会社に来ない方がいいかな?」と言うと、「フランス人は風邪ひいても、しんどくて物理的に来れない時を除いて職場に来るわよ。来たら他の人と接触することには気をつかうけど(確かに朝の握手は避けられた)、それ以外は気にしないわ」とのこと。

一方で、朝の部門会議でベルギー人のマーケティングヘッドが「仕事が忙しくて生活のバランスがうまく取れないときは、家にいたままで仕事をしたりバカンスを取ったりしてもいいので、うまく調節して欲しい」と話をすると、「家で仕事って、本当ベルギー的な発想だわ。」とぶつくさ文句を言ってた。
どうやら同じフランス語を話すのに、文化的には違いも多いみたいだ。
こういう文化の違いを聞くのは、本当に面白い。

ガストロ2 [Parisでの生活]

ちび子のガストロによる嘔吐は1日で何とか治まったものの、翌日はかわいそうなくらいの下痢になってしまった。
まさにその病名通りの、嘔吐・下痢症状だ。

と思ったら、その翌日の夜に寝ていたちび太が急にもどした。
妻もかなり症状が悪化していたため、パパ以外の3人が夜通しグロッキー状態という最悪な状況に。
しかしそんな中でも涙ぐましかったのがちび太の健気ながんばり。
最初こそ布団の上でもどしてしまったが、それ以降は気持ちが悪くなると「あ、げーしそう!」といってベッドから降りてお風呂場まで走っていって、浴槽の中にもどした後にじぶんで口をゆすぐという何とも痛々しいお利口さなのだ。
既に日中から体調が悪かったので、固形物もそれほどなく、後はシャワーで流せば問題なかったのが幸いしたが、結局夜通し数十分おきにお風呂場に行って服もシーツも汚すことなくがんばった。
もちろんパパも寝ずに付き添いしたけど。

昨日のちび子もそうだったけど、そう言えばちび太が初めてノロウイルスにかかったときは、まさに噴水のようにもどすので、夫婦揃って「マーライオンや!!」と叫んでしまうほどだったが、ガストロの症状もまさにそう言ったものらしい。
やはり体調が悪くなったときほど健康の重要さを思い知らされる。

結局5時頃まで寝ずに、ちび太→ちび子→ママと順番に看病していたが、先日休んだミーティング全て今日に振り替わっていたのでさすがにもう休めない。
でも唯一助かったのは、今日19日はフランスで大規模なストがあったのでそれを理由に8時半過ぎまで寝て遅めに出社しても問題なかったことだ。
しかしこのストも何ともフランスらしいと言うか、毎度毎度定期的にしかもよく手配されて決行される。
フランス国民は公共機関で働く人たちの労働環境改善に好意的であるため、ストを指示する人は多いのだが、サルコジが就任して以来いわゆる構造改革を推し進めてきた結果、実は公務員などの年金受給条件などが恵まれていたりすることが国民全員の知るところになり、最近はストを積極的に支持する動きも下火になってきているらしい。
それでも「○日はストだから子供たちを学校に行かせないように」と正式にアナウンスがあるのは日本人からすると考えられない。
もちろんこれは交通手段が混雑するからという理由もあるが、先生もストで学校に来ないから行っても授業がないのだ。
きっとフランスには皆勤賞などは存在しないのだろう。

話はそれたが、それよりなにより、早く全員が復活してくれますように・・・。
そしてパパにうつりませんように・・・。

ガストロ [Parisでの生活]

噂には聞いていたけれど、ついにうちの愛娘がかかってしまいました、ガストロに。
ネットで調べてみたところ、どうやら日本語での名称は嘔吐・下痢症だそう。
名前だけでも上へ下への大騒ぎが想像できるでしょう。

症状が出たのは一昨日の夜で、12時前頃に寝ていた1歳半の娘が突然もどしたのがはじまり。
その後結果的に約20分おきに結局ほぼ徹夜でもどし続けて、パパとしては見ているだけでかわいそうで半泣きでした(涙)
とは言っても、日本にいた頃に既に同じような(でも翌日かかったフランス人の医者はハッキリ別物だと言っていたけど)ノロウイルスに長男がかかったこともあり、かわいそうだけど対応としては冷静に対処できた気がする。
これも親としての進歩なのだろうか?
ただ、もどす度に服が汚れて着替えさせてあげたのだが、毎回どうしても少しずつ汚れてしまい、結果的に朝になる頃にはタンスの着替えがほぼ全滅して高く積み上がってしまった。

妹がしんどそうにしていると3歳半のお兄ちゃんも気が気でないらしく、結局一晩中彼なりに看病を手伝ってくれた。
正直若干邪魔だったけど(ゴメン)、でも優しいお兄ちゃんがいてくれて妹も幸せだろう。

翌日は朝会社に連絡して急遽休みを取って病院に連れて行くことに。
診断はガストロとのことで、処方箋を書いてもらってひとまず安心。
お医者さん曰くは、「うつる病気ではない」とのことだったが、妻の知り合いや職場のフランス人は「症状もcomplete(完璧)だし、家族全員にもうつるので、ある意味パーフェクトな病気」だという。
確かに長男がノロウイルスにかかったときは順番に家族がやられたが、まさか・・・。

といっていたら夕方から妻の容態が悪化・・・。
ああ、いやな予感。
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